趣旨

本研究会では、情報社会の進展により、教育手法の変容がもたらす、教育システムのあり方について検討を行うことを目的としています。特にe-Learningというものを一つの事例にして、情報技術が高等教育の現場でどのように活用され、教育手法がどのように変化していくのか、具体的な事例の検討から議論を行い、知識社会における教育というものに対し、産学官が協働して何が行えるかを検討します。

 

研究会委員名簿

(平成14年11月現在)

座 長 岡部 洋一 東京大学情報基盤センター センター長(教授)
青木 早苗 メディア教育開発センター 教授
新井 辰夫 外務省 文化交流部人物交流課 課長
有信 睦弘 株式会社東芝 技術企画室 室長
奥 峰夫 日本電気株式会社 Eラーニング事業部 部長
木村 光 三菱マテリアル株式会社業務管理センター
人事グループ グループ長補佐
鈴木 信成 株式会社富士ゼロックス 総合教育研究所
代表取締役社長
武田修三郎 東海大学 教授
橋本 正洋 経済産業省 大学連携推進課 課長
藤本 哲司 株式会社荏原製作所 管理本部財務部 部長
細萱 伸子 上智大学 助教授

 

開催履歴

  • 話題提供:
    吉田 文 先生(メディア教育開発センター 教授)
    「e-Learningによって再認識する大学における知識の存在形態」
  • 質疑応答、フリーディスカッション
  • 提言に関する議論
  • その他、今後の予定
第4回
(2003年1月24日)
霞山会館「霞山の間」
  • 話題提供Ⅰ:
    若林 敏雄 先生(東海大学電子情報学部 教授)
    「e-Learning-東海大学の取り組み-」
  • 話題提供Ⅱ:
    山本 洋雄 先生(信州大学教育システム研究開発センター 教授)
    「大学でのe-Learningの進展」
  • 21世紀の教育における社会資産とは-Internet2について
  • 質疑応答、フリーディスカッション
  • その他、今後の予定
第3回
(2002年12月5日)
霞山会館
「霞山の間」
  • 話題提供:
    福田 収一 先生(東京都立科学技術大学工学部長 教授)
    「都立科学技術大学とStanford大学とのPBL事例について」
  • 質疑応答、フリーディスカッション
  • 国際産学ワークショップでの発表事項について
  • その他、今後の予定
第2回
(2002年11月18日)
霞山会館「うめの間」
  • 話題提供Ⅰ:
    山口 和紀 先生(東京大学情報基盤センター 教授)
    「東京大学のe-Learningの現状」
  • 話題提供Ⅱ:
    玉木 欽也 先生(青山学院大学経営学部 教授)
    「AML&A2ENプロジェクトのeラーニングの現状と展望」
  • 意見交換(フリーディスカッション)
  • その他、今後の予定
第1回
(2002年10月29日)
霞山会館「たけの間」
  • 研究会趣旨説明
  • 参加委員紹介
  • 企業におけるe-Learning事例
    (東芝、日本電気、富士ゼロックス総合教育研究所)
    ・企業内教育でのe-Learningの実情
    ・事業としてのe-Learningへの取り組みの現状
    ・社会(大学教育など)におけるe-Learningへの取り組みの現状
    ・e-Learningを進める上での制度的、社会的課題
  • 研究会の方向性に関する議論
  • その他、今後の予定

 

報告書

報告書
「e-Learningによる新たな教育手法の推進に向けての提言-Teaching から Learningへ-」